うきよのおはなし~江戸文学紹介ブログ~

江戸文学に少しでも興味を持つ方が増えれば良いなと。

いたづら その3

それでは、『野傾友三味線』巻三の四「願成就(がんじょうじゅう)の宮廻(みやめぐり)」を読んで行きましょう。

 

まずは、本編に入る前の、導入と言うか枕の部分からです。

 


伊勢神宮外宮には四十の末社内宮には八十の末社

 

合わせて百二十の末社がありますが、

 

今やそれぞれに祭られている神様の名前を知る人はほとんどいません。

 


末社とは、大きな神社に付属する小さな神社のことです。

 

ほら、神社に行くと本殿とは別に小さなお社がいくつかあるでしょ、そのことです♪

 

【参考資料】高牟神社(愛知県名古屋市)の末社

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曽我十郎・五郎に扮装した旅芝居の役者らしき男たち

 

(どう見てもオッサンにしか見えない)が、

 

伊勢神宮にお参りする人々に、

 

先頭に立って「私めがご案内いたしましょう」と末社の説明をします。

 


曽我十郎・五郎とは、この時代には誰もが知る、

 

鎌倉時代の敵討ちで有名な兄弟です。


詳細は各自検索ね!(笑)


兄弟は若者なのですが、旅芝居の役者の扮装では、オッサンにしか見えないというねw

 

今の おもてなし武将隊 みたいな人たちが当時もいたということですかね、

 

ただ非公認で勝手にやっているのでしょうがw

 

男たちは、

 


雨の神・風の神・船の神・槌(つち)の神・縁結びの神・大黒様・若恵比須様・


博打(ばくち)の神・福の神・貧乏神

 


などが末社で祭られていると説明しますが、中でも面白いのは、

 


こちらは女道の神、裏に回れば衆道の神がいらっしゃいます。

 


という部分です。

 

衆道とは男色のことです。

 

「裏に回る」というのがポイントですね。

 

だって、男色は後ろの穴を使いますから!いやん!(笑)

 

この本は男色女色を扱っているので、両方の神をわざわざ登場させているのでしょう。

 

本当にこのような神様たちが伊勢神宮末社で祭られているのかは、気が向いたら調べてみます(笑)

 

気が向かなくても調べろ!という声は聞こえても聞こえないフリをします(笑)

 


男たちこうやって、お金を参宮者から得るのです。

 

中国の竹林の七賢という賢い人たちも欲しがるものは酒、

 

その酒もお金がなければ買えません。

 


要は、「世の中、カネ」ということですかね。

 

竹林の七賢もこのころは誰でも知っている人たちなのですが、

 

竹林の七賢=酒というイメージがあったようです。


竹林の七賢も詳しくは各自検索ね!(笑)


さて、枕はここまでで、ここからいよいよ本編に入ります。

 

そして、ここで今回は力尽きたので、次回に続くのです!

  

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