うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

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かぼちや +紅茶のお礼♪

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ハロウィンらしく、今日はカボチャでもと思い、江戸時代百科事典とも言える『和漢三才図会』(寺島良安編、正徳二[1712]年成立)を見てみると、ありました、ありました♪

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国会図書館の画像を利用しています。
国立国会図書館デジタルコレクション - 倭漢三才図会 : 105巻首1巻尾1巻. [78]
8ページ目です。

なんきん
南京瓜
柬埔寨瓜(カホチヤ)
唐茄子(タウナス)
共二俗稱

南京瓜(なんきん)
柬埔寨瓜(かぼちゃ)・唐茄子(とうなす)、共に俗称。

ここでは、正式名称は「なんきん」で、「かぼちゃ」は俗称ということになってますね。

でも、これの一つ前に載っている。

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の方が今のカボチャに近い気がします。

ぼうぶら
南瓜
ナンクハア
俗云保宇不良

形色阿古陀瓜ニ似タリ
阿古陀ハ煮不して食フ蓏果之類也

南瓜(ぼうぶら・なんか)
俗に言う、保宇不良(ぼうぶら)。
形・色、阿古陀瓜(あこだうり)に似たり。
阿古陀は煮ずして食う蓏果(らか)の類なり。
※蓏≒瓜

今では「南瓜」を「かぼちゃ」と読みますよね。
昔は今よりもカボチャの名称が細分化されてたのかしら?

それにしても、「南瓜」より「阿古陀瓜」の説明の方が長いというね(笑)
「阿古陀瓜」の方が気になってしまいます。
「煮ずして食う」ということは、生で食べるのですかね?
今でも栽培してるのかしらん???

というわけで、ハッピーハロウィンでした!(笑) 

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そして、紅茶を送って下さった方、無事、到着しました!

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毎日飲むくらい、紅茶好きなんですよ♪

これで当分、紅茶には困ることはなさそうです♪

紅茶を飲んで飲んで飲みまくって、ブログを書きまくりますね♪

本当に、ありがとうございました♪

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