うきよのおはなし~江戸文学紹介ブログ~

江戸文学に少しでも興味を持つ方が増えれば良いなと。

けじようらう

更新の間隔が空きすぎて、存在を忘れられるといけないので。。。

『大昔化物双紙』で活躍した毛女郎は、おそらく鳥山石燕『今昔画図続百鬼』で最初に描かれた妖怪だと思われます。

はい、とりあえず、更新に困った時は鳥山石燕先生で(笑)

で、ここに貼っても大丈夫な画像がなかったので、オリジナルはリンク先でご覧ください。

ARC古典籍ポータルデータベース 1280画面

で、画像がないと殺風景なので、最後に見たくないかもしれませんが、私のイラストを載せておきますね(笑)

では、せっかくなんで読んでみましょうか。。。

翻刻
毛倡妓(けじようらう)
ある風流士(たはれお)うかれ女(め)のもとに
かよひけるが高楼(たかどの)のれんじの
前にて女の髪(かみ)うちみだしたる
うしろ影をみてその人かと前をみれば額(ひたい)も面(おもて)も一チめん
に髪(かみ)おひて◆目はなもさらに◆
みえざりけり◆おどろきて◆たえ◆いりけるとなん

【現代語表記】
毛倡妓(けじょうろう)
ある風流士(たわれお)[戯れ男]、浮かれ女(め)の元に通いけるが、高楼(たかどの)[高層建築物]の連子[れんじ]の前にて、女の髪(かみ)打ち乱したる後ろ影を見て、その人かと前を見れば、額(ひたい)も面(おもて)も一面[いちめん]に髪(かみ)生いて、目鼻も更に見えざりけり。
驚きて絶え入りけるとなん。

【ざっくり現代語訳】
毛倡妓
ある遊び人[好色男]は、お気に入りの遊女の元に毎日のように通っていました。
ある時、高楼の格子戸[格子窓?]の前で、髪を振り乱したの後姿を見ました。
愛しの遊女かと思って前を見ると、顔中に毛が生えていて、目鼻も全く見えませんでした。
遊び人は驚いて気を失ってしまいましたとさ。

【解説】
はい、結局、顔中毛だらけの女が現れたというだけど、それが一体、何者なのかがさっぱりわかりません(笑)
お気に入りの遊女の正体が毛女郎だったのか?
それとも全く別の妖怪なのか?
どちらにしても、遊女遊びはほどほどにということを言っているのでしょうね。

以上、箸休め更新でした!
次回こそ、『好色一代女』のお話を紹介する予定は未定です。

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