うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

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「菊花の約」(『雨月物語』)は男色物???

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だいぶ前にですね、雨月物語男色を扱っている「菊花の約[ちぎり]「青頭巾」はしっかりめに読んだんですよ。

なんか、とある所では、私が男色文学研究という肩書きになってることがあるんです。
自分では近世文学研究家だと思ってるんですけどね。

男色文学だけを研究してるわけじゃないんですけど、まあいいか(笑)

話が逸れました。

「菊花の約」に関しては、研究者や研究書によっては、男色の話だとは断じてない場合もあるみたいですが、実際はどうなのでしょうか???

主人公名前は、「丈部左「赤宗右衛門」といいます。

主人公二人再会約束する重陽節句[ちょうようのせっく][九月九日]節句とも呼ばれ、それがタイトルにもなっています。

「門」「穴」そして「菊」と、どうもオチリの穴連想させるワードがちりばめられているんですよねえ。

しかも「重節句意味深な気がするんですよ。

だって物」ってオティンティンを意味する言葉なんですよ。

「陽物くらべ」って絵巻もあるくらいです。

つまり、重陽「陽物を重ねる」って意味にも取れるのです。

あ、みんな、ページを閉じないで!

これでも、真面目な分析ですから!

ほら、肛○とかじゃなくて、カワイイ表現に変えてるから許して!

え?上田秋成[『雨月物語』の作者]はこんな下品なこと考えない気がするって???

でもねえ、秋成『胆大小心録』(23)というエッセーで、不二谷千右衛門という人物について、

「女ずきで、腎虚火動で、ほへほへしなれた」
[女好きでチョメチョしすぎて、アレが使い物にならなくなった]

って下品な事も書いてるんで、なきにしもあらずかなと。。。

またもや話が逸れました!

では、今回から取り上げる「青頭巾」男色描写はどうなのでしょうか?

それは読みながら考えて行きましょう♪

あ、「青頭巾」は別に男色メインの話じゃなかったかも、てへぺろ

次回予告とくずし字クイズ

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※この記事では、霞亭文庫の画像を適宜改変して利用しています。
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