※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しております。
百鬼夜行拾遺 3巻. [3] - 国立国会図書館デジタルコレクション
【原文】【現代語訳】
毛羽毛現《けうけげん》
毛羽毛現《けうけげん》
毛羽毛現《けうけげん》ハ、惣身《さうみ》毛《け》生《お》ひたる事、毛女《もうぢよ》の如《ごと》くなれバ、斯《か》く言ふと。
「毛羽毛現《けうけげん》」は全身を毛が覆《おお》っているのが、毛女《もうじょ》[中国の仙人]のようであるので、毛が羽のように全身を覆った存在[=現]という意味で、「毛羽毛現《けうけげん》」と言われるそうです。
或《ある》いハ、希有希見《けうけげん》と書きて、有る事希《まれ》に、見る事希《まれ》なればなりとぞ。
また、「希有希見《けうけげん》」という字でも書かれるのは、存在する事[=有]がめったになく[=希《まれ》]、見る事もめったにない[=希]からということです。
【解説】
これより前の資料には見られないことから、作者の鳥山石燕の創作妖怪だと思われます。
しかも、妖怪の姿の描写しかないので、どんな何をする妖怪かはさっぱり分かりません。
描かれている植物、手水鉢と柄杓、釣り灯籠などが何かを暗示しているのでしょうか?
顔が日本犬の狆《ちん》にそっくりなのも、何か意味があるのでしょうか?
花鳥写真図鑑. 4 - 国立国会図書館デジタルコレクション
三つ目コーナー
わ~い、けうけげんみたいに毛が生えたよ~ヾ(๑╹◡╹)ノ"
チュー〇ッカ???ヾ(๑╹◡╹)ノ"
次回は、『宇治拾遺物語』が途中で中断してたのを思い出したのでやりますヾ(๑╹◡╹)ノ"
◆北見花芽のほしい物リストです♪
ただ今、バレンタインデー仕様でございますヾ(๑╹◡╹)ノ"
ご支援よろしくお願いします♪
◆インフォメーション
井原西鶴の大著、『男色大鑑』の一般向けの現代語訳「歌舞伎若衆編」が発売されました♪
北見花芽の中の人もちょっと書いてるので、興味のある方も無い方も、下のアマゾンリンクから買ってくださると狂喜乱舞します♪
※ 書店で買っても、北見花芽の中の人には直接お金が入らないので何卒。
- 作者: 染谷智幸,畑中千晶,河合眞澄,佐藤智子,杉本紀子,濵口順一,浜田泰彦,早川由美,松村美奈,あんどうれい,大竹直子,九州男児,こふで,紗久楽さわ
- 出版社/メーカー: 文学通信
- 発売日: 2019/10/21
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
「武士編」も好評発売中です♪
- 作者: 染谷智幸,畑中千晶,佐藤智子,杉本紀子,濵口順一,浜田泰彦,早川由美,松村美奈,あんどうれい,大竹直子,九州男児,こふで,紗久楽さわ
- 出版社/メーカー: 文学通信
- 発売日: 2018/12/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
『男色を描く』も合わせてお読みいただけるとより楽しめると思いますよ♪
※ こちらも北見花芽の中の人がちょっと書いていますので。
◆北見花芽 こと きひみハマめ のホームページ♪
◆はてなIDをお持ちでない方も、拍手で応援していただけたら嬉しいです♪
(コメントもできます)
◆ランキング参加してます♪ ポチしてね♪
◆先日のYouTubeの件は、もう一つのブログの方にまとめておきました。
◆よろしければ はてなブックマーク もお願いします♪ バズりたいです!w