うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

江戸文学の楽しさを皆さんにお伝えできれば♪

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2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

易占トリックなお話 その2 ~『宇治拾遺物語』より~ 【ほしい物リストのお礼あり♪】

※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。和文教科書. 7之巻 宇治拾遺物語ぬきほ - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】りて、此の女を呼びければ、出で来にけり。 旅人、問ふ様《やう》は、「此の親…

易占トリックなお話 その1 ~『宇治拾遺物語』より~

※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。和文教科書. 7之巻 宇治拾遺物語ぬきほ - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 易の卜《うらな》ひして、金取り出《い》だす事、 旅人の、宿求めけるに、大…

ソロリコロリ

近頃のマスクの値段の高騰で、ふと、江戸時代のソロリコロリの騒動を思い出しました。 前にもこの件については触れたことがあるのですが、今回はちゃんと資料を出して読んでみようと思います。 この件はもちろん江戸時代の資料にも見られるのですが、今回は…

アマビエのオリジナルはこちらになりますヾ(๑╹◡╹)ノ"

※この記事では京都大学付属図書館の画像を適宜改変して使用しています。新聞文庫・絵 | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ 【原文】肥後国海中え[に?]毎夜、光る物出ル。所之役人行き見るニ、図の如く之者現ス。「私ハ海中ニ住むアマビヱと申す者也。當…

鼻長僧侶のお話 その4[終] ~『宇治拾遺物語』より~

※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。和文教科書. 7之巻 宇治拾遺物語ぬきほ - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】斯《か》くやはせんずる。 転《うた》てなりける心無しの、痴《し》れ者かな、…

鼻長僧侶のお話 その3 ~『宇治拾遺物語』より~

※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。和文教科書. 7之巻 宇治拾遺物語ぬきほ - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】さす。 それに、心地悪くて、此の法師、出ざりける折《おり》に、朝粥《あさが…