うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

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2021-03-24から1日間の記事一覧

人の花散る疱瘡の山 その5 ~井原西鶴『懐硯』巻一の五~

【現代語訳】 しかし、専九郎はこの美少年に全く心を寄せず、ただ左馬之丞とこの三十日の間会えなかった恋しさだけが胸に押し寄せ、何回この美少年を派遣しても突き戻し、 「もう一度だけでもいいから、左馬之丞殿に逢って、この思いを晴らしたい。」 とばか…