うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

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2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

井原西鶴が描く明智光秀! その4 ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~

【現代語訳】 寝室で二人きりになり、灯火の近くでお互いに顔を見合わせた時、十兵衛は妹娘の横顔が気になり、

井原西鶴が描く明智光秀! その3 ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~

【現代語訳】 姉娘は、自分の身の上の事を全く嘆かず、 「私自身、この醜い姿で、十兵衛殿にお目にかかる事は、考えてもいません。

井原西鶴が描く明智光秀! その2 ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~

十兵衛[明智光秀]の妻として、近江国沢山のある夫婦の、美しい姉妹が候補にあがりました。

井原西鶴が描く明智光秀! その1 ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~

【現代語訳】 巻一の二「確か前はホクロがあったはず」 明智光秀公は、かつては十兵衛と名乗っていました。 丹波国亀山[京都府亀岡市]の城主になんとか雇用され、広間の警備員となり、城主からは離れた場所での勤務をしました。

人のチョメチョメのぞいた男の運命は? その1 【再読】 ~『野傾友三味線』巻三の四「願成就の宮廻」~

『野傾友三味線《やけいともじゃみせん》』(宝永五[一七〇八]年刊)は、北条団水《ほうじょうだんすい》作の短編小説集です。