うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

江戸文学の楽しさを皆さんにお伝えできれば♪

人のチョメチョメのぞいた男の運命は? その4 【再読】 ~『野傾友三味線』巻三の四「願成就の宮廻」~

【現代語訳】 江戸の男は火吹竹のようになったのを押さえつけて、そろりそろりと襖の間から隣の部屋の様子を覗きましたが、屏風が立ててあって見えません。

人のチョメチョメのぞいた男の運命は? その3 【再読】 ~『野傾友三味線』巻三の四「願成就の宮廻」~

【現代語訳】 昔、江戸の葺屋町《ふきやちょう》の裏通りに住む男は、お伊勢参りがしたくて、少ない収入の中から、少しずつ旅費を貯めていました。

人のチョメチョメのぞいた男の運命は? その2 【再読】 ~『野傾友三味線』巻三の四「願成就の宮廻」~

前置きの部分だけ書いて中断していたお話を再開しますよヾ(๑╹◡╹)ノ"

人の花散る疱瘡の山 その6 ~井原西鶴『懐硯』巻一の五~

挿絵の解説ですヾ(๑╹◡╹)ノ"

人の花散る疱瘡の山 その5 ~井原西鶴『懐硯』巻一の五~

【現代語訳】 しかし、専九郎はこの美少年に全く心を寄せず、ただ左馬之丞とこの三十日の間会えなかった恋しさだけが胸に押し寄せ、何回この美少年を派遣しても突き戻し、 「もう一度だけでもいいから、左馬之丞殿に逢って、この思いを晴らしたい。」 とばか…

人の花散る疱瘡の山 その4 ~井原西鶴『懐硯』巻一の五~

【現代語訳】 こうして半年が過ぎたころ、左馬之丞は体調を崩し、四五日過ぎてから疱瘡のデキモノが顔に現れ、症状がとても重かったので、家来までもが心配して不安になったのでした。

人の花散る疱瘡の山 その3 ~井原西鶴『懐硯』巻一の五~

【現代語訳】 元々この専九郎は、ワケあって、武士でありながら、主君に仕えて給料をもらう身ではありませんでした。

人の花散る疱瘡の山 その2 ~井原西鶴『懐硯』巻一の五~

ここでもう一人の主人公、浪人の戸塒専九郎の登場です。 探偵まがいというかストーカーまがいの行為で美少年の正体をつきとめます。

人の花散る疱瘡の山 その1 ~井原西鶴『懐硯』巻一の五~

今回も井原西鶴の作品を紹介したいと思います。 今回紹介するのは、『懐硯《ふところすずり》』(貞享四[一六八七]年刊)という作品です。 『懐硯』は、伴山《ばんざん》という半分一般人で半分法師のような人物が、諸国を旅してそこで見聞きした話をまと…

井原西鶴が描く明智光秀! その7(補完) ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~

前回、挿絵の紹介をしたのですが、局頭《つぼねがしら》と思われる人物について、二つばかりご質問をいただいたので、お答えしたいと思います。

井原西鶴が描く明智光秀! その6(完) ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~

解説と言う程ではないですが、挿絵に何が描かれているか、書き込みをしておきましたヾ(๑╹◡╹)ノ"

井原西鶴が描く明智光秀! その5 ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~

【現代語訳】 それから、十兵衛と妹娘は、二度と顔を合わせず離れて過ごしました。 そして、妹娘の里帰りの時に、十兵衛は事の次第を書状に記しました。

井原西鶴が描く明智光秀! その4 ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~

【現代語訳】 寝室で二人きりになり、灯火の近くでお互いに顔を見合わせた時、十兵衛は妹娘の横顔が気になり、

井原西鶴が描く明智光秀! その3 ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~

【現代語訳】 姉娘は、自分の身の上の事を全く嘆かず、 「私自身、この醜い姿で、十兵衛殿にお目にかかる事は、考えてもいません。

井原西鶴が描く明智光秀! その2 ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~

十兵衛[明智光秀]の妻として、近江国沢山のある夫婦の、美しい姉妹が候補にあがりました。

井原西鶴が描く明智光秀! その1 ~『武家義理物語』巻一の二「瘊子は昔の面影」~

【現代語訳】 巻一の二「確か前はホクロがあったはず」 明智光秀公は、かつては十兵衛と名乗っていました。 丹波国亀山[京都府亀岡市]の城主になんとか雇用され、広間の警備員となり、城主からは離れた場所での勤務をしました。

人のチョメチョメのぞいた男の運命は? その1 【再読】 ~『野傾友三味線』巻三の四「願成就の宮廻」~

『野傾友三味線《やけいともじゃみせん》』(宝永五[一七〇八]年刊)は、北条団水《ほうじょうだんすい》作の短編小説集です。

怠けていると火間虫入道になっちゃうぞ! 【再読】 ~鳥山石燕『今昔百鬼拾遺』より~

前回は山東京伝が妖怪化したヘマムショ入道を紹介しましたが、このブログでおなじみの妖怪画家鳥山石燕も、ヘマムショ入道を元にした妖怪を描いています。

妖怪ヘマムショ入道? 【再読】 ~山東京伝『怪談摸摸夢字彙』より~

今では廃れてしまいましたが、「へのへのへのもへじ」と同じような文字絵で、「ヘマムショ入道」というのが、江戸時代には流行っていました。 山東京伝作・北尾重政画の『怪談摸摸夢字彙(かいだんももんじい)』(享和三[1803]年刊)には、妖怪として「ヘマ…

恐ろしい女性の嫉妬と執念の話かと思いきや、途中からホラーにチェンジ? その5 【再読】 ~井原西鶴『武家義理物語』より~

このお話の主人公は誰か? 「松風ばかりや残るらん脇差」と章題に名前が出て、中心に話が進む松風が当然、主人公と言えるでしょう。 ただ、このお話が収録されているのは、『武家義理物語』という題の短編小説集です。 この作品のコンセプトを踏まえると、別…

恐ろしい女性の嫉妬と執念の話かと思いきや、途中からホラーにチェンジ? その4 【再読】 ~井原西鶴『武家義理物語』より~

【現代語訳】 例の松風という女は、昔の姿は顔だけで、体は十メートル弱の蛇となって現れ、二人に襲いかかってきました。

恐ろしい女性の嫉妬と執念の話かと思いきや、途中からホラーにチェンジ? その3 【再読】 ~井原西鶴『武家義理物語』より~

【現代語訳】 其の後、松風の怨念《おんねん》によって、人々は悩まされることになり、女中たちは難病にかかってしまって嘆くのでした。

恐ろしい女性の嫉妬と執念の話かと思いきや、途中からホラーにチェンジ? その2 【再読】 ~井原西鶴『武家義理物語』より~

【現代語訳】 さて、松風と言う名の女性は、尾張国鳴海《おわりのくになるみ》[愛知県名古屋市緑区][有松絞で有名]あたりの浜里の猟師[漁師?]の娘でした。

恐ろしい女性の嫉妬と執念の話かと思いきや、途中からホラーにチェンジ? その1 【再読】 ~井原西鶴『武家義理物語』より~

【現代語訳】 巻二の三「松風の脇差だけが残ったそうな」 人の心の持ち方ほど、人によって特に違いが出るものはありません。 織田信長公がご存命だった頃、墨俣《すのまた》[岐阜県大垣市]に川屋敷[川沿いに建てた屋敷]を、夏を過ごすのに最適なように作…

謎の毒鳥「チン」! ~『和漢三才図会』より~

昨年末に読んだ『金玉ねじぶくさ』巻七の二の冒頭で出てきた、「チン」という鳥にみなさま興味津々なようでヾ(๑╹◡╹)ノ"

新年のご挨拶ヾ(๑╹◡╹)ノ"

あけましておめでとうございますヾ(๑╹◡╹)ノ"

お正月は北見花芽版妖怪カルタで遊ぼう!ヾ(๑╹◡╹)ノ"

みなさまお忘れでしょうが、北見花芽版妖怪カルタというものを前に作りましたヾ(๑╹◡╹)ノ"

ヘビをも倒す!三本足のカエル最強伝説!? その4 【再読】 ~『金玉ねじぶくさ』巻七の二より~

【現代語訳】 あまりに蛇に食べられるので、どうしようもなくなり、カエル仲間が大勢集まって相談し、知恵と勇気を持った一匹のカエルが、このナメクジ作戦を実行し、多くのカエルの命を救ったのでしょう。

ヘビをも倒す!三本足のカエル最強伝説!? その3 【再読】 ~『金玉ねじぶくさ』巻七の二より~

【現代語訳】 カエルはヘビの方を向き、前足を上げて、ヘビのアゴにパンチしました。 このヘビは強いダメージを受けたようで、苦しそうに伸び縮みをしてのたうち回り、とうとう死んでしまいました。 カエルは特に何ともなく、また、他の所に移動して、さっき…

ヘビをも倒す!三本足のカエル最強伝説!? その2 【再読】 ~『金玉ねじぶくさ』巻七の二より~

【現代語訳】 ところが、いつの頃からか、ヘビが多く死んで、池の辺《ほとり》に亡骸《なきがら》がたくさんとぐろを巻いていました。