先日、私が江戸文学に興味を持つきっかけに写楽がからんでると、ちらっと書きましたが、
それは少年時代にこの本に出会ったからです。

推理ドキュメント 写楽が現れた―新発見で迫る幻の浮世絵師の謎
- 作者: 定村忠士,TBS文化情報部
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 1989/05
- メディア: 単行本
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最初、テレビのドキュメンタリーでやっていて、それがとても面白くて、その内容が本になって出版されるというので、本屋に走って買って(アマゾンなどない時代w)むさぼるように読んだのでした♪
東洲斎写楽の「大童山土俵入り」の版木が北斎の版木の裏から発見されたことから始まり、この絵に描かれている力士たちは一体どの時のものなのか、さらに、出版されることが無かった写楽の相撲版下絵の謎にまで言及する、息をもつかせぬ内容でした。
あれ? この本、江戸の浮世絵の話で、江戸文学のことなんか書いてないや(笑)
まあ、いいや、江戸時代のことに興味を持つきっかけに訂正です(笑)
東洲斎写楽「大童山土俵入り」
※国会図書館の画像を利用しています。
国立国会図書館デジタルコレクション - 浮世絵標準画集. 第9巻 (写楽)
29ページ目です。
このブログで取り上げるにあたり、○年ぶりに本棚の置くから引っ張り出して、読んでみました♪
私の少年時代の感動が再び蘇る、と思いきや???
すごい研究書だと思っていたのですが、バリバリ一般書ですね(笑)
今読むと、研究書としては色々粗すぎます(笑)
思い出は思い出として掘り起こさない方が良かったんですかね(笑)
でも、私に調査研究することの楽しさを教えてくれたことには違いはありません。
この本に出会わなかったら、このブログを書くこともなかったかもしれないのですから。
が、またこの本は本棚の奥で眠ることになるでしょう(笑)
あ、なんかディスったようになってますが、一般的な読み物としては今でもとても面白いので!!!
今日は文化の日なので、それっぽい内容にしようとして失敗しました(笑)
では、最後に久々にイラストを♪
いただいた筆ぺんで描きました♪
大童山を描くとみせかけて、左にいる雷電を(笑)
雷電にも興味を持って調べたことがあるんで(笑)
次回はくずし字です!