正解発表♪
①ちょろけん
妖怪ではなく、関西の大道芸のちょろけん、『金草鞋』バージョンです♪
②撫座頭(なでざとう)
撫で座頭 - Wikipedia
『百鬼夜行絵巻』(松井文庫)に描かれている妖怪ですが、説明書きがないので、どんな妖怪かは不明です。
③猫また・化け猫
すいません、これは私が適当に描きました(笑)
本来は手ぬぐいを頭に乗せなきゃいけないんですが、間違えてほっかむりにしてしまいました(笑)
しっぽのリボンはご愛嬌です(笑)
しっぽが二つに分かれている理由はよくわからないそうですが、たぶん年を取って毛艶が悪くなってボサボサになったしっぽが、二つに分かれているように見えたんでしょうね。
猫またにならないように、しっぽをちょん切られてしまう猫もいたとか。。。
④舌出し小僧・一つ目小僧・豆腐小僧
一つ目小僧 - Wikipedia
妖怪カルタに描かれているバージョンです。
豆腐にはおなじみの紅葉マークが描かれてないんですよねえ。
ヘッダー画像にする際に書き加えておきましたが(笑)
⑤菓子壺
くわしつぼ;カシツボ
『大新板化物飛廻双六』に描かれているのですが、特に伝承はないので、付喪神[つくもがみ]的な創作妖怪のようです。
与謝蕪村『蕪村妖怪絵巻』に描かれている妖怪です。
せっかくなんで、読んでみましょう♪
【原文】
遠州見附の宿[現在の静岡県磐田市]、夜泣き婆。
その家に憂い有らんとする時、此の化け物、門口に来たり、泣きけるとなり。
人、又、その声を聞きて、思はず涙をこぼしけるとぞ。
かゝる事、二・三度に及びて、その家に必ず憂い事有りしと也。
【ざっくり現代語訳】
遠州見附宿の夜泣き婆。
とある家で不幸がありそうな時、この化け物が門前に来て泣いたという。
家人はその泣き声につられて思わず涙をこぼしてしまったとか。
夜泣き婆は二・三回やってきたそうだが、その家ではその都度、必ず不幸があったという。
【解説】
要するに、夜泣き婆がやって来て泣くと、その家では必ず死人が出るということでしょう。
夜泣き婆がやってくるせいで人が亡くなるのか?
単に夜泣き婆は亡くなるのを予知してやってくるだけなのか?
どちらにしても夜泣き婆には会いたくないですね。。。
見た目はすごくコミカルなんですけどねえ。
それにしても、いわゆるエロ目がこの時代にすでに描かれていたのが驚きです。
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