『ゲゲゲの鬼太郎』の新作アニメが放送されるとかで話題になってますね♪
なので、ちょっと今回は江戸文学とは離れますが、『ゲゲゲの鬼太郎』ネタを♪
私が妖怪に興味を持ったのは、もちろん、『ゲゲゲの鬼太郎』の影響が大きいです♪
アニメは、第二期は再放送で何度も見て、第三期はリアルタイムで見てました♪
第四期以降はもう大きくなってたんで、見てませんが。。。
『ゲゲゲの鬼太郎』はもちろん原作も面白いんですが、大人向けの『ゲゲゲの鬼太郎』が連載されていたのをご存知でしょうか?
私はどこかで愛蔵版で最初見て、その後、文庫版を購入して持っていたはずでした。
たぶんこれ!↓↓↓↓↓
が、水木先生がお亡くなりになった時に読み返そうと探してみても見つからなくて、もう処分してしまっていたのかと思っていたら、先日、出てきました!
しかも、文庫版ではなく、愛蔵版が(笑)
人間の記憶ってあてにならないもんですねえ。
え?お前の記憶力が無いだけだって?
はい、おっしゃる通りです(笑)
とっくの昔に絶版になっているので、アマゾンのリンクもこれしかなかったです。↓↓↓↓↓
収録されている作品は以下の通りです。
KCスペシャル『新 ゲゲゲの鬼太郎』(講談社 1985-1986年発行)
〈第1集〉
UFOの秘密◆太古の秘密◆地上絵の秘密◆UFO宇宙突撃隊◆火星人現る◆
不思議な家◆ムーン大王◆かくれ蓑◆透明人間◆悪魔博士
〈第2集〉
野球狂の巻◆貧乏劇画家◆皮はぎ魔◆悪魔払い◆妖虫◆川猿◆ダメな死神◆
タコ人間◆招かざる客◆円盤じいさん◆精露丸◆立体テレビ
〈第3集〉
相撲の巻◆ろくろ大合戦◆尻子玉◆チンポコ紛失◆羽衣◆浮気部長◆
猫娘◆肉ぶとん◆運命◆貧乏くじ◆キノコ◆幽霊自動車◆海坊主先生
〈第4集〉
雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎
雪姫ちゃん登場◆狐つき◆鬼妖怪◆妖怪実力選手権大会◆化けグモ◆
大ダコ◆妖怪傘化け◆ニセ鬼太郎◆宇宙人レストラン◆
ねらわれた雪姫ちゃん◆妖怪いやみ
猫町切符◆メキシコの石◆終末株式会社◆海坊主◆わんたん妖怪◆
二人狸◆死人列車◆ロケットハウス◆タイムマシン
収録されているのは、ほぼ『週刊実話』に掲載された、大人向けの作品です[「雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎」のみ『少年ポピー』に連載された子供向け]。
この記事を書くために読み直してみたのですが、ちょっと気になったのは、〈第1集〉の「地上絵の秘密」で、鬼太郎のもとに「アラカン」と「民社党の春日入道」と「丸山のセガレ」という人物が訪れるシーンです。
この三人はいったい誰かってことです。
最初の二人はすぐにわかりました。
「アラカン」は「鞍馬天狗」で有名な俳優の嵐寛寿郎氏のことです。
水木先生はアラカンさんのことがお気に入りだったのか、ここ以外でもちょこちょこ登場します。
特に、〈第2集〉「タコ人間」ではアラカンとメスタコが交わって生まれた、突然変異のタコが騒動を巻き起こすトンデモナイ内容です(笑)
「民社党の春日入道」は元民社党委員長の春日一幸氏のことです。
実は私の住んでいる地域が春日一幸氏の選挙区内でして、子供の頃よくポスターを見たので、なんだか懐かしくなってしまいました。
問題は、「丸山のセガレ」が最初、誰だかわからなかったです。
「丸山のセガレ」という人物は「野生号」という船を操るのですが。。。
[考え中]ポクポクポクポク、チーン!
「丸」→「角」、「山」→「川」、「丸山」→「角川」!
「野生号」→「野生時代」[角川書店が発行する雑誌]!
つまり、角川春樹氏のことです。
たぶん、出版社が違ったから変名にされたのでしょうね。。。
あと、〈第4集〉に出てくる「妖怪いやみ」は、元になった鳥山石燕『今昔百⻤拾遺(こんじゃくひゃっきしゅうい)』(安永⼗[1781]年刊)では「いやや」という名前の妖怪なのですが(参照リンク→ 百鬼夜行拾遺 3巻. [3] - 国立国会図書館デジタルコレクション)、
鳥山石燕の絵をほぼそのままパクって出された『怪物画本(かいぶつえほん)』(明治⼗四[1881]年刊)という本では「いやミ」と書かれているので(参照リンク→ 怪物画本. 巻1 - 国立国会図書館デジタルコレクション)、
どうやら水木先生は『怪物画本』に書かれた名を採用されたようです、シェーッ︕︕︕
で、おすすめなのは、〈第2集〉と〈第3集〉の、高校生になった鬼太郎が登場するシリーズです。
鬼太郎は田中ゲタ吉と名乗って高校に通っています(笑)
どのような姿か、画像を勝手に載せるわけにはいかないので、だいぶ前に描いた私の落書きでごらんください(笑)
絵ではうっかりトレーナーと書いちゃってますが、本文中の記述では、シャツやらセーターと言っています[「相撲の巻」]。
これも霊毛でできているのですが、例のちゃんちゃんこも別にしまってあるという記述もあって[「チンポコ紛失」]、設定がよくわかりません(笑)
内容は、裸が出てきます、エロいです(笑)
ミス日本と鬼太郎が相撲で対決したりと、ハチャメチャです(笑)
、、、「おすすめ」と書いてしまったのを、今、ちょっと後悔しています(笑)
この愛蔵版に収録されている内容は、「水木しげる漫画大全集」に収録されていますが、
ゲゲゲの鬼太郎(9)ゲゲゲの鬼太郎挑戦シリーズ 他 (水木しげる漫画大全集)
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ゲゲゲの鬼太郎(11)大ボラ鬼太郎 他 (水木しげる漫画大全集)
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ゲゲゲの鬼太郎(12)雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎 他 (水木しげる漫画大全集)
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高いので、角川文庫の方がいいかもしれません。
Kindle版もあるし。
これだとちゃんと「角川のセガレ」になってるのでしょうか?(笑)
- 作者: 水木しげる
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ゲゲゲの鬼太郎 スポーツ狂時代 (角川文庫 み 18-63)
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なんだか今回はアフィリエイトブログみたいになっちゃいましたが、次回からはちゃんと江戸文学の紹介ブログに戻ります(笑)
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