うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

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十日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』)

 

 

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(ニセ貞八の頭が割れて赤子が出てくる)

新日本古典籍総合データベース
※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0)
※画像は拡大できます。

【原文】

明くる十日の宵の内も、馴染《なじ》ミの人にて貞八と言へる者に変じ来たり。
臺所にて物語せし内に、其の貞八が頭、二ツに割れ、猿の如き赤子、二ツ三ツ出しに、後は一所になりて、一ツの大入道《おほにうどう》になり、やがて平太郎に掴み付かんとせし故、平太郎も捕らへんとするに、疾《と》く消え失せける。
平太郎ハ恐るゝ心も無かりけるが、動《やや》ともすれバ、馴染ミの人と化け来たり、惑はさるゝには困りぬるとぞ。


【現代語訳】

 翌、七月十日日が暮れて間もない頃も、妖怪は、平太郎と親しい貞八《さだはち》という者化けてやって来ました。
 台所をしていると、その貞八の頭二つに割れ猿のような赤ん坊が中から二三人出て来て、そのうち合体して一人の大入道になりました。
 大入道は、すぐさま平太郎掴みかかろうとするので、平太郎捕まえようとしますが、さっさと消え失せてしまいました。
 平太郎恐れる気持ち無かったのですが、妖怪がなにかにつけて親しい人化けて騙しに来るのには、困ってしまったと言う事です。

【解説】

今回も知人化けて現れた妖怪

知人を毎回疑う訳にもいかないから、これはやっかいですよね。

それにしても、友人割れから赤ん坊が出てきたら、トラウマになるどころじゃないですわなヾ(๑╹◡╹)ノ"

それでも平然としている平太郎は、勇気があるのとはちょっと違うような気がしてきましたヾ(๑╹◡╹)ノ"

僕の頭割れないけど、お尻割れてるよヾ(๑╹◡╹)ノ"

 

【三つ目からの挑戦状~くずし字クイズ(前回の答え合わせ)】

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【三つ目からの挑戦状~くずし字クイズ(正解は次回発表)】

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