うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

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二十八日目『稲生平太郎妖怪記』(『稲生物怪録』)

 

 

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(部屋の中が虚無僧だらけになる)

 新日本古典籍総合データベース
※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0)
※画像は拡大できます。

【原文】

廿八日の夜にハ、遥かに尺八の音聞こえ、程無く虚無僧《こもそう》と見えて、地を踏みもせで、家内に入り来たりぬ。
其の後は、同じ様《さま》の虚無僧打ち續きて、数多《あまた》入り来たりし程に、居間の中一圓に虚無僧となりつゝ、平太郎臥したに傍《かたへ》に皆、寝《いね》てありける。
夜明ケて後は、其の跡も見えず。


【現代語訳】

 七月二十八日の夜には、はるか遠く尺八の音聞こえ、間もなく虚無僧《こむそう地面を踏みもせずに、すーっと家の中に入ってきました。
 それから、同じような虚無僧が続いて、たくさん家の中に入ってきました。
 居間中虚無僧だらけになって、平太郎が寝ている側で、虚無僧みんな一緒に寝ていました。
 夜が明けてからは、虚無僧がいた痕跡すらありませんでした。

【解説】

 どんなに脅かしても平太郎はスルーして寝てしまうので、化け物一緒に寝る事にしたみたいですw

 しっかし、部屋中虚無僧はかなりむさ苦しいですねw

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【三つ目からの挑戦状~くずし字クイズ(前回の答え合わせ)】

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【三つ目からの挑戦状~くずし字クイズ(正解は次回発表)】

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