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⑦『男色子鑑』4-1「縁は朽ちせぬ二世の契り」

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 行き当たりばったりで書いてるので、見事にペース配分ミスって、今回はちょっと短めになってしまいました、テヘペロヾ(๑╹◡╹)ノ"

 下の方に現代語訳解説がありますヾ(๑╹◡╹)ノ"

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※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。
男色子鑑 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション

【原文】

「さればこそ、是《こ》の九蔵《くぞう》は、近頃、一国の若衆と、牛《うし》使いの三平、あの口汚き男さへ、昨日も今日と褒《ほ》めけるが、されども、何たる業因《ごういん》にや、生まれし時より今日まで、左《ひだり》の手を開かず、色〻 療治《れうぢ》も尽くし、惣堂《そうだう》のお坊《ぼん》に頼ミ、祈祷《きたう》まで致せども、更に印《しるし》も無く、人の褒むるに付けても、此の事の悲しさ」と、

【現代語訳】

「その通り、この九蔵《くぞう》は、近頃は、「一番若衆」と、あの口汚い男牛使いの三平でさえ、昨日も今日も褒める程です。

 しかしながら、どんな前世の因縁があったのでしょうか、九蔵は生まれてから今日まで、左手を握ったまま開くことができないのです。

 色々と治療もやり尽くし、惣堂《そうどう》[村人が共同で立てたお堂]お坊さんに頼んで、祈祷《きとう》までもしたのですが、全く効果が無く、褒めてくれても、この事が悲しくて」

 と主人は言いました。

【解説】

 ここで鹿之助ソックリな若衆名前九蔵《くぞう》だということが分かりました。

 誰もが褒める素晴らしい若衆九蔵ですが、左手ハンディキャップがあるようです。

 次回で最終回ですヾ(๑╹◡╹)ノ"

 は、くずし字「左」「右」がつかないよヾ(๑╹◡╹)ノ"

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 どっちが「佐衛門」で、どっちが「佐衛門」なの???

 

 

 

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