前回は三つ目だったから、今回は負けずに一つ目だよ!ヾ(๑╹◡╹)ノ"
年中行状記 : 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション
『化物年中行状記』(十返舎一九作画、寛政八[1796]年刊、黄表紙)
※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。
【原文】
古《いにしへ》、千年 年古《としふ》る狐が、乱菊《らんぎく》の下《もと》に遊ぶと言ふ故事《こじ》[白居易『凶宅詩』によるか]にて、九月にハ、菊を愛し、命の長きを喜ぶ事、人間界に変わる事無し。
「皿屋敷の菊がとんだ評判で御座ります」
「今年は、各別、儂《わし》が世話をしたので、菊が見事に咲いた。和尚に見せたひ」
【現代語訳】
昔、千年生きたキツネが、菊が咲き乱れる所で遊んだという故事によって、九月には菊を愛し、命が長い事を喜ぶ行事[重陽の節句]が人間界にはありますが、同じように化け物の世界でも変わらずあります。
使用人
「皿屋敷の菊がとても評判でございます」
御隠居
「今年は特にワシが丹精を込めて世話をしたので、菊が見事に咲いた。和尚さんにも見せたいものだ」[「和尚」「菊」で男色を示唆するか?]
【解説】
おーい、皿屋敷の菊は、番町皿屋敷のお菊さんという幽霊の名前で、花の菊じゃないよ~ヾ(๑╹◡╹)ノ"
一つ目の御隠居さんが見つめる先にあるのは、育てた菊じゃなくて、鳥の頭がおっさんの変な草だね、鷺草《さぎそう》かな?(笑)ヾ(๑╹◡╹)ノ"
隣の竹筒に入ってるのが菊っぽいけど、竹筒に目鼻がついてるねヾ(๑╹◡╹)ノ"
次回も一つ目特集でいいかな?
よくないし、久しぶりすぎてお前が誰だか忘れてたよヾ(๑╹◡╹)ノ"
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