妖怪雪濃段 2巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション
※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。
【原文】
金平目を覚まし、彼の腕を斬《き》つて落とすと思ひしが、俄《にハ》かに空、掻《か》き曇り、大風、大雨、凄《すさ》まじく、狐火《きつねび》少しちらめきけり。
【現代語訳】
金平は目を覚まし、その大きな腕を斬って落としたと思ったら、急に空が曇り、すさまじく大風が吹き、大雨も降り、狐火が少しちらつくのでした。
【解説】
下巻の始まりです。
顔をなでられた金平は目を覚まし、大きな腕に斬りかかるのですが、腕は消え、悪天候を引き起こして、化け物は逃げてしまいます。
狐火[キツネが口から吐くという、火の玉の一種]が出たという事は、この腕の正体はキツネだったのかしら???
どうやったら三つ目火が出せるようになるのかな?!ヾ(๑╹◡╹)ノ"
君の服に油をしみこませて、火をつければいいんじゃないヾ(๑╹◡╹)ノ"
三つ目のLINEスタンプ、発売しました!
store.line.me
◆北見花芽のほしい物リストです♪
◆拍手で応援していただけたら嬉しいです♪
(はてなIDをお持ちでない方でも押せますし、コメントもできます)
◆ランキング参加してます♪ ポチしてね♪