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[11]累ヶ淵~『近世奇跡考』より~

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※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。
近世奇跡考 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション

【原文】

 絹川《きぬがハ》累ヶ淵《かさねふち》の圖《づ》

 霊仙寺《りヤうぜんじ》と云ふ寺の下を霊仙寺ヶ淵と云ふ。
 累、害せられし時、此の岸の栁の陰にて法恩寺村清右衛門と云ふ者、始終を見届けしと云ひ傳ふ。
 清右衛門子孫、今に有りとぞ。

 累ヶ淵 累、此の所にて害せらる
 与右衛門宅より累ヶ淵へ二町余り、法蔵寺へ同じ。


【現代語訳】

 絹川《きぬがわ》累ヶ淵《かさねがふち》の図

 霊仙寺《りょうぜんじ》と言うを、霊仙寺ヶ淵と言う。
 殺害された時、霊仙寺ヶ淵柳の陰で、法恩寺清右衛門と言う者が一部始終見ていた言い伝えられている。
 清右衛門の子孫今も居るという。

 累ヶ淵 この場所殺害される。
 与右衛門宅から累ヶ淵へは二町余り[約二二〇メートル]法蔵寺へも同じく二町余り

【解説】

 最後は累ヶ淵の場所を示した図版でございます。
 絹川[鬼怒川]与右衛門宅法蔵寺位置関係簡単な説明が書かれています。

 一応、グーグルマップでは、次の場所累ヶ淵とされています。

 図版霊仙寺と法蔵寺との位置関係からすると、ここではないような気がしますが、川の流れとかも当時から改修されていますでしょうし、正確な場所は不明ということで、だいたいこの辺りということで。

  挿絵もあったので載せておきます。

 右図累の怨霊布団で苦しむ菊左図大きな数珠を回しながら念仏を唱える村人たちです。

 

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