うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

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次回予告~『浦島太郎』~

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さてさて、次回からリクエストのあった『浦島太郎』を読んでいこうと思うのですが、その前に1ページ目の予習

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国立国会図書館デジタルコレクション - 御伽草子. 第21冊 (浦嶌太郎)

ほら、字が大きいから、くずし字を読む練習にピッタリ!!!

ヒントっ!

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ねえ、ねえ、例えば最初の「か(可)」だけどさあ、どう頑張っても僕には「か」って読めないんだよね。

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そりゃそうだよ、今の「か」と違うんだから。


今の平仮名の「ka」漢字の「加」崩した字だけど、
この「ka」f:id:KihiminHamame:20180517172958j:plain漢字の「可」崩したものだもの。

つまり、今の平仮名の「ka」「加」の崩し一種類だけだけど、この当時は「可」の崩しやら「賀」の崩しやら「閑」の崩しやら、平仮名の「ka」でも何種類もあったんだよ!

それが、明治になって平仮名の「ka」は、「加」の崩しの「か」一種類に統一されたんだよ!


例えば、このページでも、「tu」「川」の崩し「徒」の崩し二種類「ke」「遣」の崩し「介」の崩し二種類、「ni」「尓」の崩し「耳」の崩し二種類あるでしょ!

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※実は今の平仮名の「つ」「川」の崩しだったりします。
同じ漢字の「川」の崩しでも崩し方が違ったりするから厄介なのですw

わかった♪ たとえるなら、僕、三つ目でも何パターンかあるってことだね♪

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違う。

 

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