2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧
【さっくり現代語訳】 本所七不思議の内 送り拍子木(おくりひょうしぎ) 四方を照らす津軽家の辻行燈も薄暗く、二十日(はつか)の亥中(いなか)の月[「更け待ち月」のこと。特に陰暦八月二十日の月のことを言う]も大雨で見えません。 「寂滅為楽(じゃ…
今回から、『亀山人家妖』の「置いてけ堀」からのつながりで、本所七不思議について書いていこうと思います。手始めに、明治時代のものになりますが、本所七不思議を描いた浮世絵を見て行きますよー。 By 歌川国輝 (3代目) - scanned from ISBN 4-3097-6096-…
『亀山人家妖』のまとめリンクだよ! 喜三二について この作品の作者であり主人公でもある、喜三二(きさんじ)こと手柄岡持(てがらのおかもち)こと亀山人(きさんじん)こと朋誠堂(ほうせいどう)は、本名平沢常富(ひらさわつねとみ)という出羽国久保…
『亀山人家妖』の続きだよ!北見花芽には心が無いらしいよ! 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵本国土産 -…
『亀山人家妖』の続きだよ!あ、岡持さん、元の顔に戻った?! 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵本国土産…
『亀山人家妖』の続きだよ!あれ?岡持さんが僕と同じ髪型に??? 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵本国…
『亀山人家妖』の続きだよ!僕も美女に囲まれたいよ! 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵本国土産 - 国立…
『亀山人家妖』の続きだよ!僕も色男だよね? 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵本国土産 - 国立国会図書…
『亀山人家妖』の続きだよ!嘘でもいいから僕もモテモテになりたいよ! 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵…
『亀山人家妖』の続きだよ!僕のイケメンライバル出現??? 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵本国土産 -…
『亀山人家妖』の続きだよ!岡持さん、留山さんにおだてられて、調子に乗ってきたみたいだよ! 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変…
『亀山人家妖』の続きだよ!いいなあ、僕も一緒に連れてってよ! 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵本国土…
『亀山人家妖』の続きだよ!藪の中から出てきたのは? 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵本国土産 - 国立…
『亀山人家妖』の続きだよ!僕の頭に髪の毛を置いてけ~! 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵本国土産 - …
ありがたいことに、このブログの新しい読者様も増えてきましたので、本文を読み始める前に、改めてこのブログの凡例を。 【翻刻】は原文のくずし字を、ほぼそのまま活字にしたものです。◆は改行を意味します。【現代語表記】は【翻刻】を読みやすいように、…
『亀山人家妖』の続きだよ!今回で上巻が終わりだよ! 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵本国土産 - 国立…
『亀山人家妖』の続きだよ!あ、僕と同じ髪型の人が訪ねてきたみたいだよ♪ 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています…
『亀山人家妖』の続きだよ!ついに化け物が登場したみたいだけど??? 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵…
『亀山人家妖』の続きだよ!喜三二さん、妖怪ものなら僕を登場させればいいと思うんだ。 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使…
『亀山人家妖』の続きだよ!蔦屋さん、僕にも作品の依頼してくれないのかな? 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用していま…
さてさて、今回から詠み始める作品は、喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』(天明7 [1787]年刊)でございます!「おバカ男子の話」トビー(id:kapibara5168) さん、「本所七不思議」 toikimi(id:toikimi) さん…
// というわけで、今回は手抜き更新で、以前に取り上げた『鹿の巻筆』巻3の3「堺町馬の顔見世」を読み直してみようと思います。『鹿の巻筆』は、いわゆる小噺(こばなし)や笑い話を集めた本です。作者の鹿野武左衛門は、落語の始祖の一人として数えられた…
『金草鞋』巻3「黒谷光明寺」の続きだよ! 今回は左のページだよ! 【解説】 ふふふ、男色が終わったと思ったらまた男色です(笑) 前回はアメ尽くしでしたが、今回は男色なのでシリ尽くしです。 シリどころかケツも混じってます(笑) 今回も【さっくり現…
次はどの作品を取り上げるか、みなさまからのリクエスト一覧を眺めながらウンウン考えております。 とりあえず、繋ぎとして、こないだも取り上げました『金草鞋』の「黒谷光明寺」のページでも。