うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

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江戸時代の金太郎の絵本 その9[終]

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金太郎 - 国立国会図書館デジタルコレクション
※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。

翻刻

くわいどう
まるハさかたのきんときと
なのりらいくハうの四天わう
となりちうぎをつくし
ゆうめいをあらハしまつせ
にそのなをつたへけるこそ
めてたし/\/\
/\/\

忠孝《ちうこう》の道《みち》をたがへず
あゆびなバたからの山ハ
目《め)のまへにこそ

【現代語表記】

快童丸[金太郎]坂田金時《さかたのきんとき》と名乗り、頼光四天王《らいこうしてんのう》となり、忠義を尽し、有名を顕《あらわ》し、末世にその名を伝えけるこそ目出度し、目出度し、目出度し、目出度し、目出度し。

忠孝《ちゅうこう》の 道《みち》を違《たが》えず 歩びなば 宝の山は 目《め》の前にこそ


【現代語訳】

金太郎坂田金時《さかたのきんとき》と名を改め、頼光四天王《らいこうしてんのう》の一人となって源頼光朝臣忠義を尽くし、その功績によって有名人となり、後の世までもその名が語り伝えられているのです。
めでたし、めでたし。

主君への忠義親への孝行を守って外れずに、しっかりと人生を歩んで行けば、宝の山あなた目の前に現れるのです。

【解説】

桃太郎にしろ金太郎にしろ、こんなに強いのに、何で自分で天下を取らず偉い人の家来になったりする結末なのでしょうか?
それは、江戸時代には将軍という天下人がいるので、たとえお話といえども、将軍を差し置いて主人公天下を取るわけにはいかなかったからでしょう。

最後の二行を貼って修正されています。
修正後「宝《たから》」平仮名「たから」「目」「目《め》」振り仮名が付けられ、「やま」漢字「山」最後の行が少しに下げられています。
ほんのわずかな違いですが、子どもの絵本でも、こだわって作られていたんですねえ。

三つ目コーナー

花芽四天王は、三つ目

一つ目と、

一つ目輪香奈存在忘れてたよヾ(๑╹◡╹)ノ"

いや、ここは四天王なのに三人かいっ!って突っ込んでよ!

  

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