金太郎 - 国立国会図書館デジタルコレクション
※この記事では国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しています。
【原文】
ある日、山遊びして居たりしに、年古《としふ》る猪《いのしゝ》、一散《いつさん》に飛び来たり、金太郎を▲ ▲牙《きば》に掛けんと為《な》すを、快童丸《くハいどうまる》[金太郎]はひらりと身を交《か》ハし、肋《あばら》をどうと蹴《け》たりしかバ、さすがの猪《しゝ》も弱る所を鉞《まさかり》にて打ち殺しけり。
【現代語訳】
ある日、金太郎が山遊びをしていると、年を取ったイノシシが「ネコまっしぐら」ならぬ「イノシシまっしぐら」に飛び掛かって来ました。
イノシシはキバでガブリとしようとしましたが、金太郎はヒラリと身をかわし、イノシシのあばら骨をドスッと蹴りました。
これには、さすがのイノシシも弱ったところを、金太郎はマサカリで打ち殺しました。
【解説】
あーあ、とうとう金太郎、殺ってしまいましたヾ(๑╹◡╹)ノ"
イノシシさんのご冥福をお祈り申し上げますヾ(๑╹◡╹)ノ"
それにしても、挿絵の金太郎、笑顔で殺っちゃってますねヾ(๑╹◡╹)ノ"
母親はおびえてるのか、よろこんでるのか、どっちなんでしょう?
三つ目コーナー
僕はイノシシは殺さないけど、僕の美貌で北見花芽を悩殺するよヾ(๑╹◡╹)ノ"
ちょっと待って、今、マサカリ持ってくるからヾ(๑╹◡╹)ノ"
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