前回、物語の舞台がどこか京都の地図を見てみたのですが、そもそも、しっかり本文を読んだら、お奉行様じゃなくても、事件の真相がすぐに分かるということに気づきましたヾ(๑╹◡╹)ノ"
まず、町で珍しい出来事がなくて困るのは、出版者か芝居関係者ぐらいしかいませんよね。
五月雨で濁った桂川を流れてきたはずなのに、汚れてもいない新しい長持。
明らかに不自然で仕組んだものだとわかりますね。
こんな物が作れるのは、出版者と芝居関係者、どちらかというと?
以上の事だけでもう、お奉行様は、芝居関係者が仕組んだものだと分かったわけです。
とりあえずカギを開させたのは、中がどうなっているか確認するためでしょう。
川を長い距離流れたのなら、多少は浸水しているはずですものね。
ドクロだけ古いのも不自然。
「見つけたのは一人か大勢か」と聞いたのは、犯人を特定するための誘導尋問。
手柄になると思ったのか、村人の〇〇は、まんまと自ら名乗り出るのでした。
まあ、長い桂川を流れてきたのに、そんなピンポイントで、ジャストタイミングで発見した村人の〇〇は、最初から怪しかったんですけどね。
第一発見者を疑うのは、推理小説の鉄則です(笑)
で、何で、芝居関係者は、五つのドクロと女の黒髪を長持の中に入れたの?
御幣を挿した長持は、神事やお祭りや婚礼の儀式で、長持を運ぶことが多かったので、そのあたりからの発想でしょうね。
こら、はぐらかすな!質問の答えからずれてるよ!
これにて一件落着!ヾ(๑╹◡╹)ノ"
落着してないよ!
※ちゃんと次回に続くのでご安心くださいヾ(๑╹◡╹)ノ"
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