(居間の中が真っ白でベタベタになる)
※左奥の障子の向こうに見えるのが唐臼。
新日本古典籍総合データベース
※この記事では、国文学研究資料館所蔵品の画像データを適時加工して利用しています。 (CC BY-SA 4.0)
※画像は拡大できます。
【原文】
十五日の夜ハ、居間の内、真白くなり、上下《うへした》とも、糊《のり》など塗りたる様《やう》に粘り附きしとなり。
恐ろしき事無かりける。
只、寐處《ねどこ》の設《まう》けもならで、柱に寄り、やう/\[漸う]に仮り寐して、明ケを待ちにけり。
【現代語訳】
七月十五日の夜は、居間の中が真っ白になり、天井も床も糊を塗ったようにベタベタになりました。
恐ろしくもなんともないのですが、布団も敷けないので、平太郎は、柱に寄りかかってなんとか仮眠をし、夜が明けるのを待ったのでした。
【解説】
今回は地味ですけど、かなり嫌ですね。
平太郎が怪異が起きても無視して寝るので、物理的に眠れないようにしたのでしょうかね。
というか、この日の記述は異常に短いですね、そろそろネタ切れでしょうか?ヾ(๑╹◡╹)ノ"
僕はよく頭の中が真っ白になるよヾ(๑╹◡╹)ノ"
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