それでは、いきなり、くずし字クイズ♪
これは何て読みますか???
一番上の文字がポイントですね♪
このブログでは何回か出てきました♪
はい、正解は、
「はちす」です。
一番上の字は「は(者)」ですね♪
というわけで、『好色一代女』のお話を紹介するといいつつ、蓮葉女に話がそれてしまったので、それたついでに、今日も『和漢三才図絵』から蓮の項目でも(笑)
※国会図書館の画像を利用しています。
国立国会図書館デジタルコレクション - 倭漢三才図会 : 105巻首1巻尾1巻. [68]
37ページ目です。
はちす
蓮
唐音
レン
蓮 和名波知須
蓮房蜂ノ巣ニ似ル
故之名ク
又略シテ波須ト曰
蓮(はちす・唐音 れん)
蓮 和名・波知須(はちす)。
蓮房、蜂の巣に似る。
故にこれを名づく。
また、略して波須(はす)と言う。
「唐音」というのは「音読み」のことです。
蓮の正式名称は「はちす」なんですね。
蓮の房(ハスコラによく使われるw)が蜂の巣に似ているからだそうです。
略して「はす」だったとは!
それでは、もういっちょ、くずし字クイズ!
これは何て読みますか???
二番目の文字がポイント♪
このブログでもこないだ出てきました♪
はい、正解は、
「なすひ(び)」です。
二番目の文字は「す(春)」ですね♪
お友達が、江戸時代のナスがどんなのか知りたがっていたので♪
※国会図書館の画像を利用しています。
国立国会図書館デジタルコレクション - 倭漢三才図会 : 105巻首1巻尾1巻. [78]
3ページ目です。
なすひ
茄子
唐音
キヤウ°ツウ
落蘇 崑崙瓜
草鼈甲
和名奈須比
茄子(なすび・唐音 きょうつう)
落蘇(らくそ)・崑崙瓜(こんろんか)・草鼈甲(そうべっこう)。
和名・奈須比(なすび)。
「キヤウツウ」の「ウ」に半濁点あります。
一応、「ウ°」はちゃんと存在する記号みたいなのですが、どうやって発音するのでしょうね?
落蘇・崑崙瓜はナスの別名です。
草鼈甲はちょっと調べただけじゃ、読みも意味もわかりませんでしたが、これもおそらくナスの別名です。
今、多く流通している長ナスより、丸ナスに近い感じですね。
私は、ナスは焼いて生姜醤油をつけて食べるのが一番好きです!
はい、どうでもいい情報です!(笑)
というわけで、今日も箸休め更新でした!