アマビエのオリジナルはこちらになりますヾ(๑╹◡╹)ﾉ" - うきよのおはなし～江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ～

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※この記事では京都大学付属図書館の画像を適宜改変して使用しています。
新聞文庫・絵 | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ

【原文】

肥後国海中え［に？］毎夜、光る物出ル。
所之役人行き見るニ、図の如く之者現ス。
「私ハ海中ニ住むアマビヱと申す者也。
當年より六ヶ年之間諸国豊作也。
併《しか》し病流行、早く［早／＼？］私シ［ヲ？］写シ、人／＼ニ見セ候え」
と申して海中へ入りけり。
右ハ写シ役人より江戸え［に？］申し来ル写し也。
　弘化三年四月中旬

【現代語訳】

　肥後の国［熊本県］の海の中に、毎晩、光る物が出現しました。
　この地の役人が行って見てみると、この絵のような者が姿を現しました。
「私は海の中に住むアマビヱという者である。
　今年から六年の間は全国的に豊作が続くであろう。
　もし、病気などが流行ったら、すぐに私の姿を描いて、みんなに見せなされ」
　と言って、海の中に入っていきました。
　この絵はそのアマビヱの姿を描いたもので、肥後の役人から江戸への報告のために描かれた絵です。
　弘化三［一八四六］年四月中旬

【解説】

最近、Twittre上でこの絵をよく見かけるんで、何て書いてあるか気になって読んでみましたヾ(๑╹◡╹)ﾉ"

瓦版［新聞の前身のようなもの］の画像のようです。

「アマビエ」って言われてますが、正確には「アマビヱ」ですねヾ(๑╹◡╹)ﾉ"

ひらがなで書くと「あまびゑ」ですヾ(๑╹◡╹)ﾉ"

「アマビコ［海彦］」の誤記ではないかと言われています。

顔は鳥っぽいですけど、海と言うことを考えると、イルカっぽいような気もしますヾ(๑╹◡╹)ﾉ"

三本の足が、分かれている尾びれのようにも見れますが、類似妖怪のアマビコの姿は三本足で描かれていたりするので、やっぱり尾びれではなく足が三本なんだと思いますヾ(๑╹◡╹)ﾉ"

※参考文献→　http://hdl.handle.net/10461/19948

三つ目コーナー

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