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[3]累ヶ淵~『新著聞集』より~

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国書データベース

国文学研究資料館所蔵 (CC BY-SA) 

【原文】

 祐天《ゆうてん》、名号《ミヤうごう》を書き、四方の柱《はしら》に張《は》りて、
「一向《ひたすら》に念仏セよ」
 と勧《すゝ》め給へば、
「怨霊《をんれふ》、胸を押さえて唱《とな》へ難《がた》し」
 と言へども、強《つよ》く責め給へバ、漸《ヤうヤ》く二三遍 唱《とな》ふる辞《ことバ》に続きて、十念《じふねん》を授《さづ》け畢《をハ》りて、
「如何《いかゞ》」と問《と》へバ、手を放《はな》ち退《しりぞ》く。
 又十念をすれば、愈《いよ》/\退《しりぞ》いて西の窓《まど》に向かふて居《い》る。
 又十念をすれば、何方《いづかた》へか去《さ》つて見えざりしが、又東の方に居《い》けり。
 時に守《まも》り本尊《ほんぞん》を拝まセけれバ、有り難く頂戴《てうだい》しけり。
 暫《しバ》し有りて、本尊を取らんとし給ふに、目を付けて恭《うやま》ふ様子なれば、
「扨《さて》ハ此の尊《そん》を慕《した》ひ奉るにこそあらめ。然らバ、是にて念仏せよ」
 と持《も》てる珠數《じゆず》を与えて、各《おの》/\帰りけり。

【現代語訳】

 祐天は、名号《みょうごう》南無阿弥陀仏書いて、四方の柱張りに、
「ひたすら念仏唱えなさい」
 とお勧めになりました。が、
怨霊押さえて、唱えることが難しゅうございます」
 と言っても、祐天は強くお責めになられたので、やっとのことで、二、三回念仏唱えました。
 それに続けて祐天十念お授けになり[名号を十回唱えて阿弥陀仏との縁を結ばせること]
「どんな感じだ?」
 と聞くと、は、
怨霊私の手離し退きました」
 と答えました。
 また、十念お授けになると、
怨霊はますます退いて、西の窓向かって居ます」
 更に、十念お授けになると、
怨霊はどこかへ去って見えなくなりましたが、また戻ってきて東の方に居ます」
 と答えました。
 そこで、祐天が、守り本尊[身の守りとして信仰する仏像]拝ませると、はありがたく顔の上捧げ持ちました
 しばらくして、守り本尊しまおうとすると、守り本尊をしっかりと見て敬《うやま》う様子でした。

「さては、この守り本尊慕い申し上げているのであろう。
[守り本尊を慕っているのは、前後の文脈的には菊なのだが、怨霊が慕っているとした方が意味は通じやすいか]
 それならば、これで念仏をしなさい」
 と祐天は持っている数珠与えて、各自帰途に就いたのでした。

※『新著聞集』は『古今犬著聞集』に比べて言葉足らずな文章になっているので、『古今犬著聞集』も参照しながら訳しています。

【解説】 なんだか仏教説話っぽくなってきましたが、累の怨霊から離れたようで???

 

 なんまいだ、なんまいだ

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