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[3]「皿屋敷」 ~日本三大怪談~

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 皿屋敷は、家宝の十枚揃いの皿一枚割ったという濡れ衣殺され井戸投げられたお菊さん幽霊となり、毎晩井戸の中から「いちま~い、にま~い、、、きゅうま~い、いちまい足りない~」皿を数えて恨むというお話です。

播州皿屋敷「番町皿屋敷2バージョンメジャーです。

 それでは、今回北斎芳年浮世絵をどうぞ。

葛飾北斎皿屋敷」『百物語』[天保1(1830)年頃]
Hokusai Sarayashiki.jpg
Wikipediaより

「さらやしき/百物語/前北斎[筆]/霍[鶴]喜板」

お菊さんの体表現されています。

 


月岡芳年皿屋敷 お菊の霊」」『新形三十六怪撰』[明治31年(1898)年]

新形三十六怪撰 皿やしきお菊の霊 (新形三十六怪撰) - 国立国会図書館デジタルコレクション
「新形三十六怪撰
 皿やしき/お菊の霊
 芳年 芳年

 前回四谷怪談異なり、こちらは分かりやすく井戸から現れたお菊さんの霊描かれています。

 

 これだけでは、ちょっと尺が足りないので、皿屋敷にまつわる「お菊虫」『絵本百物語』から。

桃山人作・竹原春泉斎画「お菊虫」『絵本百物語』巻4[1841年(天保12年)]
4-4
wikipediaより

 だけではなく、文章もあるのですが、権利面の関係でここには貼れないので、興味のある方は、右のリンクからご覧ください。東洋文庫画像DB

【原文】

 お菊虫
 皿屋敷《さらやしき》の事は、犬《いぬ》打つ童《わらべ》だも知れゝバ、此処《こゝ》に言はず。

 第三十《だいさんじう》於菊虫《おきくむし》
 皿屋敷《さらやしき》のお菊《きく》虫ハ、お菊が怨念《おんねん》、虫《むし》と成りしと云《い》ひ傳《つた》ふ。
 全て斯《か》ゝる怨《うら》みの事共ハ、其《そ》の所《ところ》に止《とゞ》まりて、年《とし》を古《ふ》るに随《した》ひ、草木鳥虫等《さうもくとりむしとう》に化《くハ》して、永《な》く怨《うら》ミを見する事多し。
 赤間《あかま》が関《せき》の蟹《かに》ハ平家一門《へいけいちもん》の人《ひと》の怨霊《おんりやう》也とぞ。
 化《くハ》すべき物《もの》も有りし也に、蟹《かに》と成《な》りたる事、笑《わら》ふべし。
 婦女子《ふぢよし》とも有れ、物《もの》の部《ふ》たる者《もの》、死《し》して斯ゝる物《もの》と成る事、此《こ》の頃《ころ》、平家には愚人《ぐにん》のミ多《おほ》かりき。

【現代語訳】

 お菊虫
 皿屋敷のことは、犬を追いかけて遊ぶ子どもでも知っているので、ここでは説明しません。

 第三十 お菊虫
 皿屋敷に現れるお菊虫は、お菊の怨念になったものと言い伝えられています。
 皿屋敷のお菊のような恨み事は全て、その場所留まって年月経つに従い、草木などに変化《へんげ》して、長い間その恨み見せることが多いのです。
 赤間関《あかまがせき》[下関《しものせき》の旧名]に現れるカニ[平家蟹《へいけがに》。甲羅に人のような顔がある]は、平家一門怨霊です。
 ほかに化ける物もあるだろうに、よりによってになるとは、笑っちゃいますね。
 婦女子ならまだしも、武士たる者死んでこのようなカニになるとは、この頃の平家には愚かな人多かったのですね。

 ありゃ、お菊虫のことはほとんど説明がなくて、なぜか平家蟹の事の方が多く書かれてますね。
 次回は、もうちょっと、お菊虫について詳しく書かれた文献紹介しますです。

 

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