うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

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14-赤本再興〇花咲き爺(花咲かじいさん) ~江戸時代の絵本~

 

 


『赤本再興《あかほんさいこう》〇花咲き爺《じじ》』[式亭三馬補綴、歌川国丸画、文化九(一八一二)年刊]
※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。
赤本花さき爺 - 国立国会図書館デジタルコレクション
花咲ぢゝ 3巻 鰻谷劇場条書 3巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション

【原文】

①夫婦の者、悪心積もり/\て、「此の上ハ、正直爺夫婦を殺さん」と、忍び出しに、俄《にハ》かに空、掻《か》き曇り、虚空《こくう》より雷《いかづち》下りて、夫婦の者を掴《つか》み殺しぬ。

②「慳貪爺、思ひ知つたか」

③「あゝ、苦しや/\」

④密かに悪を為す者ハ、天、是を罰し、顕《あら》わに悪を為す者ハ、人、是を罰す。
 何《いず》れ悪事を為す者ハ、大小に限らず、其の報《むく》ひ来るなりけん貪爺[「なりけん」と「慳《けん》貪爺」を掛けた]

【現代語訳】

①慳貪夫婦悪い心が積もりに積もって、「こうなったら、正直夫婦殺そう」とを忍び出ると、急にが暗くなり、大空から雷《いかずち》[カミナリ]が降りて来て、慳貪夫婦つかみ殺しました。

②雷慳貪じじ思い知ったか!」

③慳貪ばば「ああ、苦しい

④こっそりと悪事を働く者は、罰しおおっぴらに悪事を働く者は、罰します。
 どちらにしても、悪事を働く者は、規模大きさ関係なく、慳貪じじのように、自分の身跳ね返ってくるのです。

【解説】

はい、とうとう正直夫婦殺すことにした慳貪夫婦、しかし、からやって来たカミナリ様に、あっさりとつかみ殺されてしまいました。

これまでの慳貪夫婦悪事にはそれなりのしっぺ返しがあったわけですが、殺そうとしたことに対するしっぺ返しは、やっぱり殺されることだったんですねえ。

せっかく何度チャンスをもらったのに、悪い心を持つ人は、そう簡単に改心しないんですね。

現在「花咲かじいさん」だと、いじわるじいさん改心するパターン多いと思いますが、やっぱ現実はねえ。。。

さて、一方、正直夫婦は? 次回続くヾ(๑╹◡╹)ノ"

 

神成さんによく怒られたよヾ(๑╹◡╹)ノ"

オ〇Q???

 

 

 

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