うきよのおはなし~江戸文学紹介ブログ~

江戸文学に少しでも興味を持つ方が増えれば良いなと。

ドッキリ大成功! ~『亀山人家妖』その9~

『亀山人家妖』の続きだよ!藪の中から出てきたのは? 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵本国土産 - 国立…

手柄の岡持を置いてけ~! ~『亀山人家妖』その8~

『亀山人家妖』の続きだよ!僕の頭に髪の毛を置いてけ~! 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵本国土産 - …

置いてけ堀に釣りに行こう! ~『亀山人家妖』その7~

ありがたいことに、このブログの新しい読者様も増えてきましたので、本文を読み始める前に、改めてこのブログの凡例を。 【翻刻】は原文のくずし字を、ほぼそのまま活字にしたものです。◆は改行を意味します。【現代語表記】は【翻刻】を読みやすいように、…

化かすも化かされるも、皆、人の心に有り ~『亀山人家妖』その6~

『亀山人家妖』の続きだよ!今回で上巻が終わりだよ! 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵本国土産 - 国立…

亀山人の所に亀山の化け物が訪ねて来ました ~『亀山人家妖』その5~

『亀山人家妖』の続きだよ!あ、僕と同じ髪型の人が訪ねてきたみたいだよ♪ 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています…

喜三二が思いついた化け物が出てきたけれども??? ~『亀山人家妖』その4~

『亀山人家妖』の続きだよ!ついに化け物が登場したみたいだけど??? 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用しています。絵…

自分が自分と自分と自分に相談します。 ~『亀山人家妖』その3~

『亀山人家妖』の続きだよ!喜三二さん、妖怪ものなら僕を登場させればいいと思うんだ。 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使…

すぐに書けるって言ってましたよね? ~『亀山人家妖』その2~

『亀山人家妖』の続きだよ!蔦屋さん、僕にも作品の依頼してくれないのかな? 喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』天明7 [1787]年刊※この記事では国会図書館デジタルコレクションの画像を適時改変して使用していま…

来年の正月用の作品を書いてくだされ ~『亀山人家妖』その1~

さてさて、今回から詠み始める作品は、喜三二[平沢常富]作、北尾重政 画『亀山人家妖(きさんじんいえのばけもの)』(天明7 [1787]年刊)でございます!「おバカ男子の話」トビー(id:kapibara5168) さん、「本所七不思議」 toikimi(id:toikimi) さん…

【再読】『鹿の巻筆』巻3の3「堺町馬の顔見世」

というわけで、今回は手抜き更新で、以前に取り上げた『鹿の巻筆』巻3の3「堺町馬の顔見世」を読み直してみようと思います。『鹿の巻筆』は、いわゆる小噺(こばなし)や笑い話を集めた本です。作者の鹿野武左衛門は、落語の始祖の一人として数えられたり…

シリ尽くし ~『金草鞋』巻3「黒谷光明寺」その2~

『金草鞋』巻3「黒谷光明寺」の続きだよ! 今回は左のページだよ! 【解説】 ふふふ、男色が終わったと思ったらまた男色です(笑) 前回はアメ尽くしでしたが、今回は男色なのでシリ尽くしです。 シリどころかケツも混じってます(笑) 今回も【さっくり現…

アメ尽くし ~『金草鞋』巻3「黒谷光明寺」その1~

次はどの作品を取り上げるか、みなさまからのリクエスト一覧を眺めながらウンウン考えております。 とりあえず、繋ぎとして、こないだも取り上げました『金草鞋』の「黒谷光明寺」のページでも。

『男色比翼鳥』巻6の13 まとめ

『男色比翼鳥』巻6の13のリンクまとめだよ! 『男色比翼鳥』の挿絵は、奥村政信が手がけた挿絵の中でも最高傑作と言われています。

『男色比翼鳥』巻6の13 挿絵解説

『男色比翼鳥』巻6の13の挿絵の解説だよ! 挿絵1 比翼鳥が現れた場面 挿絵2 敵討ちの場面

敵討ち完遂!めでたき五人男(ゴナンショクジャー)! ~『男色比翼鳥』巻6の13 その6~

『男色比翼鳥』、今回で堂々完結だよ! 【解説】 一平次の弟子の多くは都若衆を捜しに出て行ってしまい、残った連中も酔っ払っているので、五人組の方が断然有利というわけです。 この作品は正月に出版されたものなので、鶴亀も出てきて、めでたしめでたし、…

比翼鳥再び! ~『男色比翼鳥』巻6の13 その5~

『男色比翼鳥』巻6の13の続きだよ! 取り上げて欲しい作品やテーマは引き続き募集中だよ! 【解説】 さてさてこの大ピンチに、文殊様の使いで再び現れた比翼鳥。 文殊様は正々堂々と戦うのではなく、不意打ちをご推奨のようです(笑)

おいしそうな都若衆を見つけましたぜ ~『男色比翼鳥』巻6の13 その4~

『男色比翼鳥』巻6の13の続きだよ! 取り上げて欲しい作品やテーマは引き続き募集中だよ! 【さっくり現代語訳】 [濁った心も澄み渡るという隅田川の辺りで暮していましたが、]心は澄むどころか前よりも非道な者になっていました。 それでも二人の敵が…

敵の名は横山団蔵改め栗原安左衛門改め、、、 ~『男色比翼鳥』巻6の13 その3~

『男色比翼鳥』巻6の13の続きだよ! 取り上げて欲しい作品やテーマは引き続き募集中だよ! 【解説】 もう、男色やら女色の事はどっかに行って、すっかり敵討ちモードになってきました!

やっぱり男色が良いです。 ~『男色比翼鳥』巻6の13 その2~

『男色比翼鳥』巻6の13の続きだよ! 【解説】 はい、男色派の奥村と女色派の山田・市川の言い争いは、男色派の奥村の勝利に終わりました!

結成!ゴナンショクジャー! ~『男色比翼鳥』巻6の13 その1~

いよいよ最終章! 『男色比翼鳥』巻6の13を今日から読み始めるよ! 【解説】 やっと、五人が出会いました! 長かった!!!(笑) 内容を忘れた方は、ダイジェストでもいいので、もう一度、巻1を読み直しておいてくださいね♪

ついに語られる、奥村幸手軒の過去! ~『男色比翼鳥』巻6の12末尾~

【さっくり現代語訳】 これほどまでに女色は悪くて、男色は良いものなのです。 これまでお話ししたのは人の身の上話でしたが、この私には悲しい身の上話があります。 私は長崎の生まれで、近くに住む梅村源次郎という少年と深く契りを交わしていました。

『男色比翼鳥』巻4~6ダイジェスト

男色比翼鳥[宝永四(一七〇七)年正月刊 東紙子作、奥村政信画]巻4~6のダイジェストだよ! 巻四の七 浮気同市村が皃見せ [市川の話]酒屋の金七というケチな金持ちに、少しでも金を使わせようと、江戸中の大臣[色里のVIP客]たちが深川の茶屋で相談し…

『男色比翼鳥』巻1~3ダイジェスト

男色比翼鳥[宝永四(一七〇七)年正月刊 東紙子作、奥村政信画]巻1~3のダイジェストだよ! 巻一の一 願は同二人少人 丹後国[京都府北部]片野に唐崎音羽之丞という十四歳の少年がいた。父は北国の大名に仕えたことのある浪人であったが、幼いころに両…

『男色比翼鳥』巻1の2まとめ&挿絵解説

『男色比翼鳥』巻1の2リンクまとめ 巻1の2の挿絵 右の図に関しては、その11と12で解説したのですが、 問題は左の図です。

みんな女性から生れたのです。 ~『男色比翼鳥』巻1の2 その16~

『男色比翼鳥』巻1の2の続きだよ♪ 山田半平と市川源蔵の反論の続きだよ! 【現代語表記】 大鋸屑(おがくず)も言えば言わるる出放題。[「大鋸屑(おがくず)も言えば言う」ということわざ] 貴様の言葉の相違段、粗々(あらあら)語り侍らん。 抑(そもそ…

若衆のためなら、たとえ火の中、水の中! ~『男色比翼鳥』巻1の2 その15~

『男色比翼鳥』巻1の2の続きだよ♪ 奥村幸手軒の男色賛美の続きだよ! 【解説】 やっと奥村幸手軒の話が終わりました! そして、巻1の2は次回で終わりです!

『源氏物語』までディスられる ~『男色比翼鳥』巻1の2 その14~

『男色比翼鳥』巻1の2の続きだよ♪ 奥村幸手軒の男色賛美と女色批判の続きだよ! 【さっくり現代語訳】 まず、昔においては、六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)は葵上(あおいのうえ)を妬(ねた)み[源氏物語]、藤壺女御(ふじつぼのにょうご)は…

まだまだ終わらぬ男色賛美。。。 ~『男色比翼鳥』巻1の2 その13~

『男色比翼鳥』巻1の2の続きだよ♪ 奥村幸手軒の男色賛美の続きだよ! 「若」とかいて「おとな」と読ませていますが、

男色には五つの徳あり。 ~『男色比翼鳥』巻1の2 その12~

『男色比翼鳥』巻1の2の続きだよ♪ 奥村幸手軒の男色賛美の続きだよ! 【さっくり現代語訳】 私もこの世に生を受けた時から、今のような知恵があれば、母乳など飲まなかったのに。 母乳を飲まなくても、摺粉(すりこ)や甘物(あまもの)で人間が育った例は…

昔、男ありけり。 ~『男色比翼鳥』巻1の2 その11~

『男色比翼鳥』巻1の2の続きだよ♪ 奥村幸手軒の男色賛美の続きだよ! 【さっくり現代語訳】 あの在原業平(ありわらのなりひら)も、若い頃は、伊勢[女流歌人。三十六歌仙]の弟の大門中将(だいもんのちゅうじょう)と五年以上もの間、男色の関係にあり…