うきよのおはなし~江戸文学紹介ブログ~

江戸文学に少しでも興味を持つ方が増えれば良いなと。

一つ目 『変化物春遊』より

桜川慈悲成作・歌川豊国画『変化物春遊(ばけものはるあそび)』(寛政五[1793]年刊)を、ちょこちょこ読んでいくシリーズ♪ ※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 変化物春遊 : 2巻10ページ目です。 【翻刻】ひとつめ…

海坊主 蛸入道 (『百種怪談妖物双六』その10)

一寿斎芳員画『百種怪談妖物双六(むかしばなしばけものすごろく)』(安政五[1858]年刊)※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 百種怪談妖物双六 新年の双六企画で出なかったコマの妖怪をちょこちょこ紹介していくシ…

タヌキの腹鼓 (『百種怪談妖物双六』その9) 

一寿斎芳員画『百種怪談妖物双六(むかしばなしばけものすごろく)』(安政五[1858]年刊)※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 百種怪談妖物双六 というわけで、新年の双六企画で出なかったコマの妖怪をちょこちょこ…

船幽霊 『変化物春遊』より

今回は、桜川慈悲成作・歌川豊国画『変化物春遊(ばけものはるあそび)』(寛政五[1793]年刊)を、ちょこちょこ読んでいくシリーズです♪ 先日の『百種怪談妖物双六』で船幽霊が出てきたので、 kihiminhamame.hatenablog.com 今回は船幽霊のことが書かれて…

ヘッダー画像 その2 夜泣き婆(『蕪村妖怪絵巻』)ほか

正解発表♪ ①ちょろけん kihiminhamame.hatenablog.comkihiminhamame.hatenablog.comkihiminhamame.hatenablog.com 妖怪ではなく、関西の大道芸のちょろけん、『金草鞋』バージョンです♪ ②撫座頭(なでざとう)撫で座頭 - Wikipedia 『百鬼夜行絵巻』(松井文…

ヘッダー画像 その1 妖怪の名前は?

はい、近頃、ヘッダー画像を設定したのですが、ほとんど誰も触れてくれないというねw スマホからだと真ん中の二体ぐらいしか見えないというねw まあ、全部前に描いた絵の使いまわしですがw 一応、横向きのを集めて行列っぽくしたのですがw なので(?)…

相撲取組双六 その2 出版時期はいつ?

◆一猛斎芳虎(歌川芳虎)画「相撲取組双六」◆※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 相撲取組双六 というわけで、答えあわせです♪ 荒馬 小柳 御用木 鏡岩 秀の山 剣山 このメンバーが番付上位六人を占めるのは、弘化三[…

相撲取組双六 その1 相撲字クイズ

◆一猛斎芳虎(歌川芳虎)画「相撲取組双六」◆※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 相撲取組双六 前回の最後にオチ(?)で登場させた『相撲取組双六』、連続で双六はしつこいのでwやりませんが、見てると色々と面白い…

百種怪談妖物双六 その8 化け猫

一寿斎芳員画『百種怪談妖物双六(むかしばなしばけものすごろく)』(安政五[1858]年刊)※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 百種怪談妖物双六 ◆上り 古御所(ふるごしょ)の妖猫(ばけねこ)◆ はい、あっけなく上…

百種怪談妖物双六 その7 提灯お岩

一寿斎芳員画『百種怪談妖物双六(むかしばなしばけものすごろく)』(安政五[1858]年刊)※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 百種怪談妖物双六 挑灯(ちやうちん)お岩(いは) 有名な葛飾北斎の「百物語 お岩さん…

百種怪談妖物双六 その6 れんぎ棒

一寿斎芳員画『百種怪談妖物双六(むかしばなしばけものすごろく)』(安政五[1858]年刊)※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 百種怪談妖物双六 摺鉢山(すりはちやま)の雷木棒(れんぎぼう) 「雷木棒」は普通「…

百種怪談妖物双六 その5 あかなめ

一寿斎芳員画『百種怪談妖物双六(むかしばなしばけものすごろく)』(安政五[1858]年刊)※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 百種怪談妖物双六 底闇谷(そこくらだに)の垢嘗(あかなめ) 汚い風呂場とかで人の垢…

百種怪談妖物双六 その4 船幽霊

一寿斎芳員画『百種怪談妖物双六(むかしばなしばけものすごろく)』(安政五[1858]年刊)※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 百種怪談妖物双六 鯨波(くじらなみ)の船幽霊(ふなゆうれい)「ひしゃくちょーだい」…

【桂花陳酒のお礼あり】百種怪談妖物双六 その3 猫また

一寿斎芳員画『百種怪談妖物双六(むかしばなしばけものすごろく)』(安政五[1858]年刊)※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 百種怪談妖物双六 腥寺(なまぐさでら)の猫俣(ねこまた) はい、この時代ではおなじ…

百種怪談妖物双六 その2 雪女郎

一寿斎芳員画『百種怪談妖物双六(むかしばなしばけものすごろく)』(安政五[1858]年刊)※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 百種怪談妖物双六 最初に出たコマは、中河内(なかのかわち)の雪女郎(ゆきぢよらう)…

百種怪談妖物双六 その1 ふり出し

新年、あけましておめでとうございます♪ 本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます♪ というわけで、お正月らしく、昔ながらの遊びでもしようかなと♪ じゃ~ん! 一寿斎芳員画『百種怪談妖物双六(むかしばなしばけものすごろく)』(安政五[1858]年刊)!…

がんばり入道 『嬉遊笑覧』より

『嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)』(喜多村信節作、天保元 [1830] 年刊)という江戸時代の百科事典的な書に「がんばり入道」のことが出ているようなので、読んでみようと思ったのですが、原書を公開している所が見つからなかったので、今回は古い活字本か…

暗い夜 『変化物春遊』より

桜川慈悲成作・歌川豊国画『変化物春遊(ばけものはるあそび)』(寛政五[1793]年刊)を、ちょこちょこ読んでいます♪ ※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 変化物春遊 : 2巻12ページ目です。 【翻刻】わしづか八へい…

あ○○○小僧 『変化物春遊』より

桜川慈悲成作・歌川豊国画『変化物春遊(ばけものはるあそび)』(寛政五[1793]年刊)より ※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 変化物春遊 : 2巻7ページ目です。 【翻刻】ともだちよりあいて◆ばけものはなしして◆…

クイズ この妖怪の名前は?

うっかり更新の間隔が開いてしまいました! とりあえず、申し訳程度の更新をします(笑) 今回はこないだ取り上げた、 kihiminhamame.hatenablog.com桜川慈悲成作・歌川豊国画の『変化物春遊(ばけものはるあそび)』(寛政五[1793]年刊)から、こちらのペ…

『大時代唐土化物』より 節分・鬼・頼光四天王・化物尽くし・団十郎・角大師 etc

新しい読者の方も増えてきたので、改めてこのブログの凡例を。 【翻刻】はくずし字を活字にしたものです。基本的に新字体で表記しています。◆は改行を意味してます。 【現代語表記】は翻刻を読みやすいようにできるだけ漢字に直し、濁点や句読点を補ったもの…

てきすとえでぃた

そういえば、前回、ペンタブで画像に書き込みしながら読んでると書きましたが、 そのあとどうするのかを書くのを忘れてました(笑) 書き込んだ後、私はテキストエディタを画像の横に並べて入力しています。 普通の横書きのテキストエディタだと入力しにくい…

でじたる

私は江戸の版本を読んで翻刻して、このブログに載せているわけですが、どうやって読んでいるか知りたくないですか? ああ、知りたくないですか。。。 おしまい いや、いや、知りたくなくても書きます(笑) まあ、以前は版本をコピーやらプリントアウトして…

けじようらう

更新の間隔が空きすぎて、存在を忘れられるといけないので。。。 『大昔化物双紙』で活躍した毛女郎は、おそらく鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』で最初に描かれた妖怪だと思われます。 はい、とりあえず、更新に困った時は鳥山石燕先生で(笑) で、ここに貼っ…

大昔化物双紙 まとめ

というわけで、『大昔化物双紙』のまとめです!ここをブクマしとけば、読み返しやすいよっ! kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com kihimin…

大昔化物双紙 その12

【前回までのあらすじ】もとの一つ目になった今入道でしたが、古入道と毛女郎から目を一つずつ譲られ、化け物大将・越後の国の三つ目入道となったのでした。 ※国会図書館の画像を利用しています。国立国会図書館デジタルコレクション - 大昔化物双紙 2巻13ペ…

大昔化物双紙 その11

【前回までのあらすじ】越後の国の大入道は息子の一つ目小僧に片目を与えて家督を譲ります。一つ目小僧は今入道と名乗るようになりますが、遊郭の化けの里で愛の証として毛女郎に親から貰った片目を与えてしまいます。それにつけこんだ丹波のヒヒは、養子の…

大昔化物双紙 その10

【前回までのあらすじ】親の越後の大入道から貰った大切な目を、愛する毛女郎に与えてしまった今入道。それにつけこんだ丹波のヒヒは、養子の見越し入道が今入道から受けた恥辱の仕返しで、遊郭の化けの里から今入道を追い出したのでした。 ※国会図書館の画…

大昔化物双紙 その9

【前回までのあらすじ】越後の大入道の跡を継いだ今入道は、親から貰った目をくりぬいて愛の証として毛女郎に渡してしまいます。丹後のヒヒは、今入道に養子の見越し入道が恥をかかされたのに腹を立て、このことにつけこんで今入道を散々罵った挙げ句、毛女…

大昔化物双紙 その8

【前回までのあらすじ】遊郭の化けの里で、越後の大入道の跡を継いだ今入道と、丹後のヒヒの養子の見越し入道は、新屋の毛女郎を巡って争いになりました。見越し入道は諦めて引き下がったようですが、今入道が親から貰った目をくりぬいて毛女郎に渡している…